はじめに
こんにちは、Shoです。今回は、私が実際に所有・使用しているFUJIFILM Xマウント対応の交換レンズ4本を一挙にご紹介します。
私のメイン用途は、クルマの写真撮影とYouTubeへのアップロードを前提とした動画撮影です。所有している4本のレンズを、写真を撮るレンズ、動画を撮るレンズで使い分けをしています。
今回紹介する4本はこちらです。
- FUJIFILM XF35mmF1.4 R
- VILTROX AF 75mm F1.2 XF Pro
- 銘匠光学 TTArtisan AF 27mm f/2.8
- シグマ 18-50mm F2.8 DC DN
それぞれ焦点距離も価格帯もキャラクターも異なります。購入を検討している方の参考になれば幸いです。

各機材の紹介
FUJIFILM XF35mmF1.4 R

①選んだ理由
FUJIFILMのXシリーズを購入したとき、最初に手に入れたレンズがこのXF35mmF1.4 Rです。35mm判換算で約53mmという「標準域」に相当し、人間の視野に近い自然な画角です。このレンズはスチル・動画ともに使用しています。
また、開放F1.4という明るさは、写真・動画撮影において被写体を際立たせる印象的なボケを出してくれるのが大きな魅力です。
②良かった点
最大の魅力は描写の美しさです。開放付近で撮影したときのボケ感はとろけるようで、被写体が際立ちます。動画でクルマを撮る際に、背景を綺麗にぼかしてプロっぽい映像に仕上げられるのは大きなメリットです。コンパクトな外観でジンバルにも乗せやすい点も評価できます。
③気になった点
動画撮影で最も気になるのがAFの動作音です。このレンズはモーターが古い設計のため、オートフォーカス時に「ジージー」というモーター音が出やすく、外付けマイクで拾ってしまうことがあります。静音な環境での撮影には注意が必要です。また、AF速度も最新のレンズと比べると遅めなので、動きのある被写体を追う動画撮影にはやや不向きです。
④こんな人におすすめ
標準画角で写真撮影の基本を覚えたい方、一眼カメラらしい被写体を際立たせた写真・動画を撮りたい方におすすめです。
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⑥作例

VILTROX AF 75mm F1.2 XF Pro

①選んだ理由
35mm判換算で約114mmという中望遠域のこのレンズは、圧縮効果と極薄ボケが最大の特徴です。VILTROXはサードパーティながらAF対応で、F1.2という超大口径にもかかわらず比較的リーズナブルな価格設定が決め手です。このレンズは画角が狭いため動画には不向きで、愛車をドラマチックに撮影するスチル特化型のレンズとして使用しています。
②良かった点
F1.2開放で撮影したときの圧倒的なボケ量は他のレンズでは代えがたい魅力です。圧縮効果により周りの雑多な背景が消され、被写体(愛車)だけをフォーカスするのに最適です。AFは静音かつ高速なので、ストレスがありません。レンズ自体の質感も高く、所有欲を満たしてくれます。
③気になった点
レンズが大きく重いため、本格的なクルマ撮影以外には出番が少ないです。114mm相当という画角は小旅行での記録や室内での撮影には向いておらず、用途がかなり限定されます。また、開放F1.2はピント面が非常に薄いため、カメラボディのAF性能が悪いとピンボケ写真を連発してしまいます。
④こんな人におすすめ
愛車をとことん綺麗に撮影したい方、ポートレートやサムネイル写真に圧倒的なボケ感を出したい方におすすめです。
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⑥作例

銘匠光学 TTArtisan AF 27mm f/2.8

①選んだ理由
画角は35mm判換算で約41mm、いわゆるパンケーキレンズのため、持ち運びのしやすさと日常スナップの手軽さを求めて購入しました。銘匠光学(TTArtisan)はリーズナブルな価格でAF対応レンズを展開しているブランドで、このレンズは私の所有するFUJIFILM X-M5とベストマッチします。動画でも使用できますが、画角が中途半端なのと描写に癖があるため、主に小旅行や街歩き用の「スナップレンズ」として活躍しています。
②良かった点
なんといっても薄さと軽さが最大の魅力です。ボディとの組み合わせで非常にコンパクトになり、長時間の手持ち撮影でも疲れにくいです。価格が安いわりにAFの精度は十分で、スナップ用途なら問題ありません。パンケーキ形状は目立たず、街中でも撮影しやすいのも利点です。
③気になった点
開放F2.8という明るさは他のレンズと比べると平凡で、夜間・暗所での撮影や、被写体を際立たせるような大きなボケは期待できません。また、日差しが強い場面では盛大なフレアが発生することがあったり、開放F2.8では周辺減光が極端に出る癖があります(スチルにおいてはそれが逆に「味」になることもあるが)。
④こんな人におすすめ
小旅行・街歩きスナップをコンパクトな機材で撮りたい方、サブレンズとして気軽に持ち出せる1本を探している方におすすめです。
⑤購入リンク
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⑥作例

シグマ 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary

①選んだ理由
ズームレンズの便利さとF2.8通しの明るさを両立したくて選んだのがシグマの18-50mm F2.8 DC DNです。35mm判換算で27〜75mmをカバーし、動画撮影でよく使う広角〜標準〜中望遠の画角をひとつのレンズで対応できます。シグマの「Contemporaryライン」はコストパフォーマンスが高く、光学性能と価格のバランスが絶妙です。レンズ交換なしで様々なシーンに対応できる万能性が最大の決め手で、主に動画撮影時に活躍しています。
②良かった点
F2.8通しのズームレンズとしてコンパクトで軽量なのが最大の強みです。動画撮影では自由に画角を変えた撮影ができるため、表現の幅が格段に広がります。AFは静音かつ素早く、動画中の追従性も優秀です。光学性能も申し分なく、ズーム全域で安定した解像感が得られます。ズームレンズにも関わらず軽量なのでジンバルにも載せやすく、汎用性は4本の中でトップです。
③気になった点
単焦点レンズと比べるとボケ量は控えめで、背景を強くぼかしたい場面では物足りなさを感じることがあります。また、動画では気にならなかった解像感が、スチル撮影で気になるようになってきます。光学性能という点では、どうしても単焦点レンズには劣るという印象です。
④こんな人におすすめ
レンズ交換なしで様々なシーンをカバーしたい方、旅行・イベント・日常と幅広いシーンを動画で記録したい方におすすめです。
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⑥作例

4機種の比較
4本のレンズを写真・動画撮影の観点から比較した表をまとめました。
| レンズ | 35mm換算焦点距離 | 開放F値 | AF駆動音 | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| FUJIFILM XF35mmF1.4 R | 約53mm | F1.4 | △(音あり) | 約187g | 画質・ボケの美しさ |
| VILTROX AF 75mm F1.2 | 約114mm | F1.2 | ○ | 約630g | 最大ボケ量・ドラマチック描写 |
| TTArtisan AF 27mm | 約41mm | F2.8 | ○ | 約82g | 最軽量・スナップ動画向き |
| シグマ 18-50mm F2.8 DC DN | 約27〜75mm | F2.8通し | ○ | 約290g | 万能ズーム・汎用性最高 |
動画撮影をメインに使うなら、画角の汎用性、AFの静音性と速度が優れているシグマ 18-50mm F2.8 DC DNが最も扱いやすいレンズです。次点でFUJIFILM純正のXF35mmは画質と被写体を際立たせるボケの美しさで別格の魅力があります。
写真撮影(特にクルマ)であれば、VILTROX 75mm F1.2は表現力の面で唯一無二の存在感があります。次点でTTArtisan 27mmは日常のスナップ、サブレンズとしての気軽さが光ります。
カメラレンズ選びで後悔しないための注意点
最後に、私が実際にレンズを購入・使用してきた経験から、特に動画クリエイターに向けた注意点をまとめます。
- AFの動作音を必ず確認する
動画撮影ではカメラ内蔵マイクや外付けマイクがAFモーターの音を拾うことがあります。特にステッピングモーターではなく旧来のモーター設計のレンズは要注意です。購入前に動画レビュー動画でAF動作音を確認しましょう。 - 用途に合った焦点距離を選ぶ
「ボケが綺麗だから」「安いから」という理由だけでなく、自分がどんな写真・動画を撮るかを先に明確にしましょう。Vlogや日常スナップなら広角〜標準域、屋外ポートレートやクルマ撮影なら中望遠域が使いやすいです。 - サードパーティレンズのAF信頼性はファームアップで変わる
VILTROXやTTArtisanなどのサードパーティレンズは、メーカーのファームウェアアップデートでAFの挙動が変わることがあります。購入後も定期的にファームウェアを確認・更新する習慣をつけましょう。 - ジンバル使用者はレンズの重量バランスに注意
ジンバルで動画撮影する場合は、レンズの重量と重心位置がジンバルの対応荷重内に収まるか確認が必要です。VILTROX 75mm F1.2のような大型レンズは軽量ジンバルでは使えない場合があります。 - 購入前に中古市場も確認する
カメラレンズは新品だけでなく、中古市場でも良品が多く流通しています。マップカメラや楽天市場の中古コーナーなどを活用すると、予算を抑えながら上位レンズに手が届くこともあります。
まとめ
今回は私が所有するXマウントレンズ4本を動画撮影目線で徹底紹介しました。改めてまとめると:
- FUJIFILM XF35mmF1.4 R:描写とボケの美しさはトップクラス。ただし動画撮影時のAF駆動音には注意
- VILTROX AF 75mm F1.2 XF Pro:圧倒的なボケと表現力。重量と画角は用途を選ぶ
- TTArtisan AF 27mm f/2.8:最軽量・最安値。日常スナップや記録用に最適なお手軽レンズ
- シグマ 18-50mm F2.8:動画用途の総合力No.1。迷ったらまずこれ
レンズ選びに正解はありません。自分がどんな写真・動画を撮りたいのか、どんな表現をしたいのかを軸に選ぶことが最も重要です。

使用機材まとめはこちら
私がクルマ系YouTuberとして所持している撮影機材を以下の記事でまとめています。



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